夜景

ちょっと久しぶりのお台場に遊びに行きました。お台場は夜景が綺麗なので有名です。その日もちょうど、夜まで遊んでいました。海の方へ行くと、レインボーブリッジと多く建つビルの点々とした光が、真っ暗な風景を輝かせていました。その光が水面に線対称で映しだされ、ゆらゆらと波紋に沿ってうねります。水の動きで、下に映った夜景が短くなったり長くなったり、線ぽくなったり太くなったり。。。ずっと見ててもなかなか飽きません。ぼんやーり夜景を見ながら沈黙を気にせず人と話すのはなかなか落ち着いて気持ちが良いです。その日は暖かい日だったので、深夜になって上着を着なくても寒くなりすぎず、涼しかったです。ひゅーっと静かに吹く風が髪を揺らし、水面を揺らし、それに映ったレインボーブリッジとその間からひょこっと頭を出す真っ赤な東京タワーが縦長になって揺れます。これが東京かぁ、という感じ。正面のレインボーブリッジは何分か置きに白から緑へ、緑から白へと色が変わります。色の変化で時間経過を感じながら、なん十分間も見とれていました。

ちょっとしてお腹が空いてきたら、晩御飯を食べることに。アクアシティの中にあるレストラン街の「一瑳」というイタリア料理のお店に食べに行きました。ここら辺は窓越しに夜景が見れる飲食店が並んでいます。私が行ったここも、正面にレインボーブリッジが見えました。私が頼んだのは、ISSAの白い鷄そば。ポテトクリームのホイップがたっぷりかかった鷄白湯スープのラーメンです。かなり太麺でうどんみたいな感じ。歯切れが良くて見た目よりもさっぱりといただけます。思った以上にスープが美味しくて、食べたことがない味でした。あー、また行きたい。

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昭和なお店

先日、友人と晩御飯を向ヶ丘遊園駅から徒歩約15分のところにあるルグランというイタリア料理のお店で食べました。イタリア料理のお店といって私が想像するのは、オシャレで、少し背伸びをして行く大人のお店。ボトルに入っているお冷やがワイングラスに注がれ、出てきた料理も上品に食べてみたりする。しかしこのルグランというお店はそういう雰囲気とはまた違い、昭和の雰囲気漂う日本の感じ。手描きポスターに描かれる女の人が可愛らしい表情ですまし顔。暖かいオレンジ色の光で照らされる白い壁と木材のテーブルとイス。私は昭和生まれではないけど、その頃にタイムスリップしたような錯覚だ。壁にはサカナクションのサインが飾られていて、興奮し、思わずパシャリ。その時働いていたのは、60代70代ぐらいのおじさんと、20代ぐらいの若いお姉さん。友人は看板メニューの鉄板ナポリタン、私は卵の黄身ののったカルボナーラを頼んだ。
「これ、店長からです」
店員のお姉さんがウーロン茶を1つずつ無料で出してくれた。麺の茹で上がりに時間がかかってしまい、料理が遅れるというので、そのお詫びらしい。
それから少し経つと、ジューッと音を立てた鉄板ナポリタンが友人の手前へと運ばれてきた。私も一口もらった。なんとも言えない素朴な味。割とさっぱりしていて、さらっといける感じ。
「お待たせしました」
私のナポリタンも来た。上に乗った黄身をパァっと割り、麺と絡ませてパクリ。ん〜おいしい。こちらもさっぱりしていて、タレはサラサラしていてスープみたい。
「料理遅れてごめんね、はい、これあげる」
会計時、店長らしきおじさんがそう言ってお店のサービス券をくれた。
「あ、ありがとうございます!」
笑顔のまま店を出た。f:id:odangoxx:20171007093134j:imagef:id:odangoxx:20171007093140j:image

近いうちにまた行ってみようかな。